2010年2月16日栃木:真岡の小1男児が給食の白玉のどに詰まらせ重体
真岡の小1男児が給食の白玉のどに詰まらせ重体
(2010年2月16日 05:00)
真岡市内の小学校で1年生の男子児童(7)が給食の白玉団子をのどに詰まらせ、意識不明の重体となっていることが15日、真岡市教委などへの取材で分かった。一時は心肺停止状態だったという。
市教委などによると、男子児童は10日午後0時35分ごろ、通学する小学校の教室での給食で「白玉汁」を、はしを使って口に運んだところ、直径約1・5センチの白玉団子をのどに詰まらせた。
教諭らが口に指を入れてかき出そうと試みたが取り除けなかったという。携帯電話で救急隊員の指示を受けながら、教諭らが自動体外式除細動器(AED)などを使用したが、救急隊到着時には心肺停止状態だった。 男子児童は病院で異物を除去、心臓は蘇生したが、意識は依然戻っていないという。
「白玉汁」は細かく切った大根やニンジン、白玉団子などが入ったもので、給食で出るのは本年度5回目。食材は県学校給食会を通じて納入され、同市第一給食センターで旧真岡市内全小学校の分が調理された。