2010年3月17日大阪:1人で持久走、心肺停止
1人で持久走、倒れた女高生12日後に死亡
2010年3月17日22時26分配信 読売新聞
大阪市立咲くやこの花高校(此花区)は17日、体育の補習授業中に倒れた2年生の女子生徒(17)が、搬送先の病院で同日、死亡したと発表した。
倒れたのは補講期間の今月5日で、生徒は校内を1人で走っていたため、グラウンドにいた体育教諭はすぐに気付かなかったという。
発表によると、生徒は5日午前9時25分頃、校内1周約500メートルのコースを2周する持久走を開始。約5分後、出入りの弁当販売業者が校舎の玄関付近で倒れている生徒を見つけた。既に心肺停止状態で、養護教諭が自動体外式除細動器(AED)を使用したものの回復せず、搬送先の病院でも意識は戻らなかった。
生徒は、他の生徒と3日に補習を受ける予定だったが、体調不良を訴え、5日に延期されていた。持病などの届け出はなかったという。