2011年8月26日埼玉:認可外保育所で昼寝中の生後8カ月の男児死亡
認可外保育所で昼寝中の生後8カ月の男児死亡 埼玉・春日部市
産経新聞2011年 8月26日(金)15時12分配信
埼玉県春日部市の認可外保育所「保育ルームBABYDAYS」で22日、生後8カ月の男児が昼寝中に心肺停止状態になり、死亡していたことが26日、同市などへの取材で分かった。
市保育課によると、22日午後2時ごろ、男性施設長が男児をベビーベッドで寝かせ、書類整理のため部屋を出た。約20分後に戻ると、男児はうつぶせでぐったりしていたという。消防隊員が現場に駆け付けたが、男児はすでに心肺停止状態で、同日午後4時10分ごろ、搬送先の病院で死亡した。
春日部署の調べでは、男児の死因は急性循環器不全。同署では関係者から事情を聴き、死因などを調べている。
市保育課によると、当時、保育所内には0~6歳の子供約10人がいたが、職員の1人が外出しており、保育従事者は施設長1人だけだった。厚生労働省が定める認可外保育所の指導監督基準では、保育従事者は常時2人以上配置することになっている。