2012年6月20日愛知:保育所2か月女児死亡 司法解剖特定できず
保育所女児死亡 死因特定できず
(2012年6月22日) 【中日新聞】
遺体を司法解剖
名古屋市北区柳原3の認可外保育施設「わけっこ共同保育所」で生後2カ月の女児が死亡した件で、北署は21日、遺体を司法解剖したが、死因を特定できなかった。血液や細胞検査で、継続して調べる。
施設の代表で、保育士の北野沢文恵さん(55)は21日、取材に応じ「信頼して預けてもらったのに、申し訳ない」と頭を下げた。北野沢さんによると、女児は6月1日から、保育所に預けられていた。亡くなった20日は、朝から元気でミルクを吐いたりすることもなかったという。
午後2時半ごろ、女児がベッドで昼寝に入った後も、スタッフ2人は同じ部屋で、15分おきに様子を確認。3時40分に顔色が悪いことに気づくまで変化は見受けられなかったという。
この施設を託児室に指定する名古屋市は21日、スタッフに当時の状況を聞き取り調査した。