2012年7月9日埼玉:小学校プールの授業中重体
プールの授業中、中1女子が一時意識不明に 埼玉・鴻巣の中学校
産経新聞 2012年7月9日(月)16時54分配信
9日午前9時10分ごろ、埼玉県鴻巣市赤見台の市立赤見台中学校の25メートルプールで、体育の授業中に中学1年の女子生徒(13)がおぼれた。女子生徒は病院に運ばれ、心肺機能は回復したが、意識不明の重体という。
鴻巣署や鴻巣市教育委員会によると、事故当時は1年生2クラスの男女計63人が参加して泳力調査を行っていた。プールは長さ25メートルで計8レーンあり、両端の2レーンを使っていた。女子生徒はゴール手前の約1メートルでおぼれたとみられる。授業は午前8時45分に始まり、保健体育の教師3人が指導していた。
女子生徒は突然、泳ぎが乱れて動きが止まり、うつぶせに浮いたという。異変に気づいた別の生徒が大声を上げ、教師が女子生徒を引き上げて救助。現場で人工呼吸し、自動体外式除細動器(AED)も使用したという。
鴻巣市教委によると、女子生徒は比較的泳ぎが苦手だったが、既往症などはなく、授業前に健康状態を確認した際にも異常はなかった。