2013年2月13日山形:滑り台遊び中に3歳児が指切断庄内町の保育園
滑り台遊び中に3歳児が指切断 庄内町の保育園
山形新聞2013年2月23日(土)10時13分配信
庄内町狩川保育園で1月中旬、預かり保育中の男児(3)が、滑り台で遊んでいる際に指を切断する大けがをする事故があったことが22日までに分かった。同町が治療費を全額負担する方針。一方、庄内署は同日、監督態勢などに問題がなかったか保育士らから任意で事情を聴いた。
町保健福祉課によると、事故は1月24日午後4時半ごろ発生。男児はほかの園児らと一緒に、鉄棒や滑り台の機能を持つ遊具(高さ約50センチ)で遊んでいたところ、乗っていた台が崩れ、右手人さし指が斜面板と台の間に挟まれた。その際、指の先端約7ミリを切断。酒田市内の病院で縫合手術を行い、今月19日に通園を再開している。
当時、保育士4人がいたが、男児からは目を離していたという。同課の担当者は「今後も誠意を持って対応していく。再発防止のため細やかな安全点検を心掛ける」としている。
町が21日の町議会全員協議会で報告した。これを受け同署は事情聴取を開始。今後、立件するかどうか検討する。