2013年11月29日横浜:「保育ママ」1歳7ヶ月女児死亡事故
「保育ママ」が預かった1歳女児死亡…横浜
読売新聞 2013年11月29日(金)21時11分配信
横浜市は29日、個人宅やマンションで少人数の子供を預かる家庭保育福祉員(保育ママ)の40歳代の女性が預かっていた1歳7か月の女児が、保育中に心肺停止の状態となり、死亡したと発表した。神奈川県警が死因や死亡の経緯を調べている。
市保育運営課によると、28日午後4時5分頃、女性が保育室として借りている同市旭区のマンションで、寝ていた女児がぐったりしているのに女性が気付き、119番した。当時、女児はうつぶせの状態で顔は横を向いていた。子供の睡眠時は10分おきに呼吸を確認することになっているが、女性は発見10分前の状況について「覚えていない」と話したという。保育室では、ほかに1~2歳の子供2人も預かっていた。
最終更新:11月29日(金)21時11分
「家庭保育」で女児が死亡/横浜
カナロコ by 神奈川新聞 11月29日(金)23時45分配信
横浜市は29日、同市旭区内の40代の女性家庭保育福祉員が預かって保育していた1歳7カ月の女児が28日に死亡したと発表した。同日午後4時前ごろ、ぐったりしているのを福祉員が見つけ、119番通報。女児は病院に搬送されたが、死亡が確認された。
市によると、当時、福祉員は死亡した女児を含め3人の乳幼児を保育していた。福祉員が午後4時前ごろ、布団で寝ていた女児の呼吸や顔色、体位などを確認した際、女児はうつぶせで顔を横にした状態だった。くちびるが青くなっており、声を掛けたが反応がなかったため、119番通報したという。旭署は死亡原因などについて調べる。
市によると、当日は補助員がいたが一度帰っており、発見時は福祉員1人だけだった。女児は28日午前8時半に登園。午前11時半に持参した昼食を完食し、午後0時40分ごろから他の子とともに同じ室内のそれぞれの布団で寝ていた。午後2時40分ごろ、女児が一度起きたが、福祉員がもう一度寝かしつけたという。
市によると、福祉員は10分おきに子どもの口に手を当て呼吸を確認、記録していたといい、午後3時40分ごろに確認した際、女児は体も顔も横向きで寝ており、異常はなかったという。女児は登園時の検温で37度4分、昼の検温時は37度1分だったという。
福祉員は保育士の資格があり、死亡した女児は生後4カ月から週6日、通っていたという。
家庭保育福祉員は、3歳未満の乳幼児を保護者に代わって、主に自宅を保育場所にして保育する制度。市内では保育士などの資格を持つ58人を認定。199人の乳幼児が利用している。