2014年3月16日神奈川:保育園おやつ提供ミス
おやつ提供ミス、相模原市で男児がアレルギー発症
2014年3月26日カナコロ
相模原市は24日、市立麻溝台保育園(南区)に通う小麦アレルギーの男児(5)に小麦を含むクッキーを誤って食べさせ、アレルギー症状を発症する事故があった、と発表した。男児は治療を受け、軽症。
市保育課によると、同日午後3時25分ごろ、園長がおやつとして男児にクッキーを食べさせた。10分後、男児は嘔吐(おうと)し、かゆみも発症。職員は男児が携帯していた薬を飲ませ、病院で点滴治療を受けさせた。
通常はアレルギー物質を除去したおやつを発注、提供しているが、今回は発注段階で誤っていた。さらに提供前、アレルギー物質が入っていないか最終的な確認を怠った。賞味期限のチェックもしなかったため、男児が食べたのは期限切れのクッキーだった。
同課は「発注担当を複数にするほか、確認体制を強化し再発防止に当たる」と話している。