2014年7月2日三重:保育所で牛乳アレルギー
牛乳アレルギー:1歳男子が入院−−伊賀市立保育所 /三重
毎日新聞 2014年07月02日 地方版
伊賀市馬場の市立あやま保育所(0〜6歳児138人)で、牛乳アレルギーのある1歳の男児に誤って牛乳を飲ませ、男児が入院していたことが分かった。市と保育所が1日、発表した。
保育所によると、6月30日午後3時半ごろのおやつの時間に、0、1歳児クラスの15人にバナナと飲み物を出した。職員は男児のアレルギーを把握しており、本来は一人テーブルに座って、茶を飲むが、他の子どもと同じテーブルに座らせ、男児の前に牛乳の入ったコップを置き、飲ませた。二口ほど飲んだ男児は顔が赤くなり、約20分間に3度吐いた。
保護者に連絡し、職員の車で児童をかかりけの開業医に運び、かかりつけ医から総合病院に転院し、入院。1日午前中に退院した。
中島好美所長は確認不足だったとして、保護者に謝罪。取材に「あってはならないことで深く反省している」と話した。【大西康裕】
〔伊賀版〕