2014年7月5日三重:保育所誤薬
行政ファイル:保育園で薬の誤投与 /三重
毎日新聞 2014年07月05日 地方版
伊賀市は4日の市議会全員協議会で、市立希望ケ丘保育園(同市希望ケ丘西4)で、1歳男児に保育士が誤った分量の水薬を飲ませたと発表した。市は他の保育所でも牛乳アレルギーの子どもに牛乳を飲ませたと1日、発表したばかり。
市によると、早番の保育士が6月2日朝、男児の母親から、かゆみ止めの水薬を受け取り、飲ませる量を容器の目盛りで確認したが、担任に渡す際、目盛りのことを伝えず、担任は昼食後、容器に入った全量を飲ませた。容器が空であることに母親が気付き、分かったという。
保育園は母親に謝罪し、薬を処方した開業医に連絡した。男児は受診せず、3日、登園した。市は取材に「不安を与えて申し訳ない」と陳謝した。