2011年10月22日名古屋:中2に暴行 心臓震盪死?
中2に暴行、死なす 傷害致死容疑、母の交際相手逮捕
2011年10月22日 14時37分
22日午前6時40分ごろ、名古屋市名東区引山の市営住宅引山荘6棟1102号室の無職服部友己(ゆき)さん(37)方で、長男で香流(かなれ)中学校2年の昌己(まさき)君(14)が倒れたまま動かないと、友己さんから119番があった。昌己君は胸部打撲のため、搬送先の愛知県長久手町の愛知医科大病院で3時間後に死亡した。
名東署は、現場に居合わせた友己さんの交際相手で守山区天子田、アルバイト、酒井秀志容疑者(37)が昌己君を暴行したと供述したことから、傷害の疑いで逮捕、傷害致死容疑で送検する。
名東署によると、瑞穂署が昨夏から今夏にかけ、友己さんと昌己君の祖母から酒井容疑者をめぐる暴力関連の相談を2件受け付けており、同容疑者が昌己君を日常的に虐待していた疑いがあるとみて調べている。
容疑では、22日午前6時半ごろ、昌己君の胸付近を3回くらい蹴り、心肺停止にさせ死なせたとされる。
名東署によると、昌己君は友己さんと2人暮らし。酒井容疑者は頻繁に家に出入りし、21日夜から泊まりに来ていたという。調べに対し「昌己君が勉強をしたとうそをついたので、カッとなって胸の辺りを蹴った」と供述しているという。
友己さんは当時、別の部屋で寝ており、酒井容疑者に「(昌己君が)ぐったりしている」と言われ、起こされたという。
名東署は、司法解剖して昌己君の死因の特定を進める。
(中日新聞)