2009年11月10日福岡:新型インフルエンザ ワクチン接種前3歳女児死亡
ワクチン接種前、3歳女児死亡=新型インフル-北九州市
2009年11月10日20時19分配信 時事通信
北九州市は10日、新型インフルエンザに感染した同市八幡西区の3歳の女児が急性肺炎で死亡したと発表した。女児は慢性呼吸器疾患などの基礎疾患(持病)があり、市内の病院に入院中で、近くワクチンを接種することになっていた。
厚生労働省によると、国内の新型インフルエンザ患者の死者は疑い例も含めこれで57人となった。福岡県では2日から妊婦や持病がある人へのワクチン接種を始めたが数が足りず、女児は次回供給分で接種する予定だったという。同市によると、女児は8日夜、呼吸状態が悪化し人工呼吸器を装着。9日に急性肺炎を発症し、簡易検査でA型陽性と診断されたため、タミフルを投与したが、同日夜死亡した。