2008年9月19日北九州:元職員2人が罪状認める
元職員2人が罪状認める、北九州 園児熱射病死事件
冒頭陳述で検察側は「両被告は送迎の直接の担当者だった」とした上で「園児は幼く、車内で眠り込んでしまっている可能性は高かった。車内に取り残す恐れは十分にあった」と指摘。
同園では保護者への連絡帳も個々の園児の状態を確認せず適当に作成することが多かったとし、暖人ちゃんの連絡帳を担当した上田被告について「確認していないのに帰園後に昼寝をしていると記載した」と述べた。
起訴状によると、両被告は昨年7月27日、近くの公園からワゴン車で連れ帰った全園児の降車確認を怠り、気温が30度を超える炎天下の中、閉め切った車内に暖人ちゃんを約4時間放置、熱射病で死亡させた。
2008/09/19 19:04 【共同通信】