2014年7月18日神奈川:幼稚園プール溺死事故園長無罪主張(裁判)
幼稚園プール溺死事故、元園長側が無罪主張
2014年07月18日 11時33分読売新聞
神奈川県大和市の西山学園大和幼稚園のプールで2011年7月、園児の伊礼貴弘ちゃん(当時3歳)が溺死した事故で、業務上過失致死罪に問われた元園長西山淳子被告(67)の初公判が18日、横浜地裁(毛利晴光裁判長)であり、弁護側は「被告は注意義務を果たしており、複数人による監視を定めた法令はない」と無罪を主張した。
一方、西山被告は「(貴弘ちゃんを)元気な姿でお返しできず申し訳ない。法的責任は裁判に委ねたい」と述べた。
起訴状によると、西山被告は屋内プール(水深約20センチ)での水遊びで、当時の担任教諭に注意事項を教示したり、複数人に監視させたりするなどの注意義務を怠り、貴弘ちゃんを溺死させたとされる。